1990年6月12日
ペレストロイカの行き詰まり
1990年代初頭、「ペレストロイカ」は行き詰まりを見せる。
経済活動の矛盾と失敗、政治的危機の増大により、ソビエト連邦は崩壊の道をたどることになる。
モスクワでは、ミハイル・ゴルバチョフと新たに選出されたロシアソビエト連邦社会主義共和国の指導者の間で対立が始まる。 1990年6月12日、エリツィン率いるロシア連邦議会が「ロシア連邦国家主権宣言」を発表、 同盟国の法律よりロシアの法律を優先することを定めた。他の共和国でもすぐに同様の宣言が採択される。