1986年2月25日
帝国の終わりの始まりとしてのゴルバチョフの「ペレストロイカ」
1986年2月、中国共産党第27回大会は、新版の党綱領を採択する。 新綱領は、共産主義の建設を推進するものではなく、社会主義の向上を目指すものであった。
ゴルバチョフ書記長は、開放と広範な民主主義という2つの根本的に新しい政治的モットーを打ち出す。 改革は、経済的な基礎からではなく、政治的な上部構造から始めることにしている。ゴルバチョフは、 国を統治する上で、全体主義から民主主義の原則に移行することを望んでいる。 しかし、彼はその決定要因には触れない。ソ連は帝国である。 そして、全体主義的な統治形態を放棄すれば、必然的に崩壊し、それはやがて起こった。
そうすると、全体主義を改革することはできないという結論になる。